柔道整復師どうしなら分かってもらえる「柔道整復師あるある」

柔道整復師の仕事は、患者さんが抱える不調や悩みを改善することにあります。施術がうまくいくと、患者さんから「ありがとう」という感謝の言葉を頂ける、素晴らしい仕事だと言えるのではないでしょうか。

ですが、そんな柔道整復師の仕事にも悩みはつきものです。そこで今回は、「柔道整復師あるある」を3種類、ピックアップしてご紹介します。

柔道整復師あるある1:仕事内容に関する悩み

柔道整復師あるあるの1つ目が、仕事内容に関するなやみです。柔道整復師になるためには、3年間におよぶ専門的な教育を受けたうえで、柔道整復師国家試験に合格する必要があります。

それほど頑張って資格を取ったのに、患者さんに、仕事内容について理解してもらえないことがあります。

施術をマッサージといわれる

整骨院で施術を受けている方の中には、施術のことをマッサージだと思っている方も少なくありません。正確に言うと、柔道整復師の施術は不調を改善するためのものであり、マッサージのようなリラックス目的の施術ではありません。

ですが、患者さんには柔道整復師の手技と、マッサージとの違いが分からないため、携帯電話などで家族の方に「今、整骨院でマッサージを受けている」といった連絡をされる方もいらっしゃいます。

柔道整復師をがっかりさせる言葉の1つが、施術をマッサージと言われることですが、思い当たる柔道整復師の方も多いのではないでしょうか。

整体と何が違うのか聞かれる

柔道整復師あるあるとしては、整体と何が違うのか、患者さんによく聞かれることが挙げられます。最近は整骨院でも自費の施術(整体の施術)をおこなうところが増えているため、大変ややこしくなっているのが現状です。

一言でいうと、整骨院では保険が使えて、整体では保険が使えないと説明できるのですが、何度も同じことを繰り返し聞かれるのは疲れるものです。

柔道整復師あるある2:勤務時間や休みに関する悩み

柔道整復師あるあるの2つ目が、勤務時間に関する悩みです。勤務時間に関する悩みとしては、次のような例が挙げられます。

拘束時間が長い

整骨院によって多少の違いはありますが、一般的な整骨院の場合、朝の9時から夜の8時までが営業時間となっています。

「え?11時間も勤務するの?」と思われるかもしれませんが、実際には休憩時間があるので(正午から3時まで)、実働時間は8時間ということになります。

ですが、お昼休みギリギリに患者さんが駆け込んできた場合、昼休みがどんどん減ることとなり、勤務時間が長くなってしまいます。

また、最後の患者さんの施術を終えた後も、院内の清掃や機器の洗浄・消毒、1日の売り上げの計算、翌日の準備などこまごまとした作業があるため、帰宅する時間が9時を過ぎることも珍しくありません。

チェーン展開している整骨院であれば、仕事が終わってから打ち合わせやミーティングをすることもあるため、思ったより拘束時間が長いことに驚かれる方も少なくありません。

休みが少ない

整骨院の中には、日曜日と祝日だけ休みのところもあれば、年中無休というところもあります。その場合、シフトを組んで休みを回すこととなるのですが、一般的な企業と比べた場合、圧倒的に休みが少ないという悩みもあります。

独立開業していれば好きなように休みを取れるのですが、休みの期間が長いと、患者さんを失うことにもつながりかねないため、結局のところ、十分な休みを取れない傾向にあります。

柔道整復師あるある3:人間関係の悩み

柔道整復師あるあるの3つ目が、人間関係に関する悩みです。具体的な例としては、次のようなことが挙げられます。

職場の人間関係に関する悩み

整骨院という職場は、一般的な企業に比べてとても狭いことが特徴です。ベッドが数台置いてあり、それを数人のスタッフで回す形が採られています。

スタッフの数は10人もいれば多い方で、3人から5人といったあたりが平均的なのではないでしょうか。そのため、毎日のように同じ人と顔を合わせることとなります。

他のスタッフと気が合えば、これほど楽な職場はないと思えるでしょうが、スタッフ同士の中がうまくいかなかったり、院長が厳しすぎたりすると、仕事を続けることがつらくなってしまいます。

患者さんに関する悩み

整骨院には実にさまざまな患者さんが来られます。整体院やマッサージ院に比べると、1人当たりの単価が低いため、気軽に通いやすい点がメリットにもなりますし、デメリットにもなります。

単価が低いことのデメリットは、マッサージ感覚で気楽に施術が受けられると思われてしまうことです。

最初の患者教育に失敗すると、「あそこはたったの〇円でマッサージしてくれるよ」との口コミで、マッサージ希望の患者さんばかりが増える可能性もあります。

また、整骨院に来られる患者さんの中には、コミュニケーションが取りづらい方もいらっしゃいます。

どのような患者さんにも対応できることが柔道整復師には求められるのですが、そうはいっても柔道整復師も人間です。苦手な患者さんが毎日のように来られると、その患者さんがお帰りになるまで気が休まりません。

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